2015年5月16日土曜日
最初の息とおさえ、そして終わりの息について
民謡を唄うとき、最初の息がとても大事です。息は吸いながら、止めずに・・そのままで唄い始
めますよね。その時はく最初の息はかなり強くです。吐くときのパワーの源は吸った息と腹筋、
背筋その他諸々の筋力によります。最初の息でそんなにはいたら息が無くなってしまいそう・・
そう思いましたでしょう。でも強くはくことで息の道が出来て、その上に声を載せるんです。水の上
にピンポン玉が浮いているイメージです。ピンポン玉が声と云うわけです。
この頃良く思う事ですが、最初の息は上手に吐きながら唄いだすのですが、節の終わりに吐
く息が出来ない方が多いようですよ。一節一息という事ですが。
どの唄も同じように、吸ってから唄いだし・・節の終わりにまた上手に吐き切る・・ような唄い方で
す。一度マスターすれば、簡単なことですが意識的に訓練して習得することが大事です。たとえ
ば・・秋田おばこ。この年暮らせばああああ・・の最後のあを言うとき息を吐き切るような感じに発
声します。確りはききった感じ・・と云うのでしょうか。筋力を使う処です。
此の下半身の力を声楽的にはおさえと言います。このおさえがとても大事です。抑えの利いた唄
は力強く、説得力が有ります。やはり腹筋や背筋,骨盤底筋などを鍛えることが大事です。是非研
究してみてくださいネ。ではまた・・。
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