1月15日は初稽古の予定でした。何時も見えるKさんがなかな か来ない。今日は早めに来てね・・と云ってたのに。
電話が鳴った。どうしたの。エエ・・ 今日は体調が悪くて・・。
そして・・その数日後Kさんは急逝した。k会の新年会の日、来る べきKさんが来ないので連絡すると、すでに心肺停止と。
Kさんの弾く三味の音は心にしみる深い音色でした。
三味線は音取りに始まり音取りに終わるんだ・・と何時も言ってました。
そして唄い手を本当に大切にしてくれたのです。皆さん自由に唄っていいですよ。
僕は皆さんに合わせていきますから。それは下手でいいと云うのでなく、歌い手あ
っての自分というような意味でした。唄い手の肩を見ながら伴奏すると云ってました。
人としては欠点の沢山有ったKさんでしたが、私とは気が合いました。最後まで
良いお付き合い出来たことは良かったです。若い時コンクールでも伴奏してい
ただいて・・感謝でいっぱいです。お別れの言葉もなく逝ってしまわれて本当に
寂しく残念です。
どうぞ安らかにお眠り下さい。
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