人が行動を起こす時、無意識に息が入ってきます。いわゆる呼気ですね。
有難いことに無意識のうちに、息が体の中に入ってきます。
冗談に空気はタダだよなんて言いますけど、これホントですね(笑)
お母さんと呼ぶ時、歩こうとするとき、話そうとするとき、体はごく自然に息を取り込みます。
これを始めの息と云います。
始めの息はとても大切です。
特に唄う人には最初の勉強すべき課題です。
いわゆる話声と歌声の違いもこの呼気から始まるからです。
話声では軽く浅い呼気ですが、歌唱のときは大きく深い呼気になります。
よく胸いっぱい息を吸って・・と言いますけどホントは背中いっぱい吸ってなのです。
民謡に限らず歌唱を趣味とする人は、誰も正しい呼吸法をマスターしなくては、良い唄を
長く唄い続けられないですよね。
民謡は本来は土着性のもので、地声で唄っていましたが、今のように趣味で唄う時代には
唄い方も変わるのは自然の成り行きでしょう。
また少しずつ私の経験から学んだ事や勉強したことなどお話していきます。
ではまた。
0 件のコメント:
コメントを投稿