2013年12月29日日曜日

NHK FM 日本の民謡


                


                                

 ロマンチックな夜の海・・でも遠洋漁業に出た夫は
 1年に10日位しか家にいないとか。そんな・・バカな・・
 でもホントみたいよ。ホントなら寂しすぎる・・・。     





  
    
 12月29日(日) 11時より1時50分

     串木野さのさ   唄  川崎桂子

      皆さん是非お聴き下さい。
      
       伴奏は故千藤幸蔵先生です。
   
                              再放送    1月6日(月)午前 5時より5時56分                    





                                             



薩摩半島の北西端にあって東シナ海に面した串木野港で漁民
達が酒席で唄っていた。江戸時代から全国に唄われていた俗曲さのさの串木野版です。

遠洋漁業に出た夫を思ってその寂しさを唄う歌詞もありますし、西物ならではの情緒的
な民謡ですヨ。


二上りと本調子どちらもありますが、本調子はなかなか難しいと思いました。

今日は二上りで唄ってます。

2013年12月21日土曜日

師走


             

今日はもう12月21日…師走ですネー。皆さんも何かとお忙しくお過ごしのことでしょう。

外に出かけると車の多いこと…私は昨日は茨城へお仕事・・今日は埼玉の越谷方面へ出かけました。やっぱ凄い車でしたけど。
 
忙しくても地方へ出かけ、チョト違う空気吸ってくると、また元気が出ますネ。

2014年は午年。またジャンプできるとよいですネ(笑)

今年は皆さま色々有難う御座いました・・ピンク系 の画像
皆様もどうぞ良いお年をお迎えください


お知らせですが、今月最終日曜日ラジオにて1曲唄いますので聴いて下さい。午前11時より。

ヨロシクお願いいたします                                        

2013年12月18日水曜日

侘助 


白侘助

椿の花ですが,とってもかわいくて小さな侘助が花をつけました。

草花が多い私の盆栽なので、木は珍しいのです。嬉しくて・・・

夕方になって写真撮りました。

寂しいけど風情ある花なので茶花に使われる様です。       














    上手には好きと器用と功積むと
         この三つそろう人ぞ能くしる
                        
                 千  利休


2013年12月8日日曜日

民謡合唱団コアラ15周年記念発表会

花の無料イラスト素材-リボンと花粉



       


12月の空は晴れ渡り、コアラ発表会の朝を迎えました。

会場は200人は収容出来るのですが、やはり幕が上がるまではどんな会になるのか気がもめます。午前9時集合。会場設営。11時40分集合写真。12時15分開幕。

私の心配をよそに大勢のお客さまが来て下さいました。

そして・・来賓のご挨拶をいただく。ご挨拶をいただきながら・・・
この15年の歳月の悲喜こもごもが走馬灯のように頭をよぎる。

そして試行錯誤を重ねながらも、ここまで来れた事はありがたく、私と共に歩んできた
会員さんの気持ちを思いました。唄った曲は300曲位になるかも・・・。

これからも厳しくも楽しいコアラを目指します。

今日のプログラムは全59曲、コアラは13曲でした。民謡、舞踊、友情出演等々・・・。下総松戸節で始まり野馬捕り唄で締めましたよ。
会員皆揃い、力強く且美しい声の合唱が出来たと自負しています。

曲目は下総に始まり・・網のし唄、豪傑節、市川文殊、白虎隊、木曽節、五木の子守唄、野まどり、そして・・・女性の二輪草に男性陣のバックコーラス、女性のバックコーラスの一剣、花、赤とんぼ、旅愁等々。

56番曲弾き、椿正範、57、58番川崎桂子の唄・・伊勢音頭、秋田おばこ・・伴奏は鶴屋奏美、椿芳二、椿正範、海老江豊允、太鼓は橋本大輝君でした。

皆さま最後まで静かに聴いていただき、本当に感謝いたします。

 友情出演の皆さま、ご来場の皆さま有難うございました。これからもどうぞご支援のほど心よりお 願い申し上げます。
                            
皆さん揃ってハイパチリ
コアラの面々













下総松戸節を唄う

豪傑節を唄う男性陣・・西物は間が難しいネ







2013年11月22日金曜日

超低音の秋田追分

健康管理はいつも心がけているのに、チョットした疲れと不注意から声が思うように
出ない。

かかりつけに行き色々手を尽くしたが、高音が出ません。無愛想な先生は、いくら薬飲んでもね
…のど休めるしかないんだよと、冷たいお言葉。

あの時のあれが悪かったんだ・・・と色々なことを思い出して悔やみました。

風邪の症状がないし、声帯も異常なしなのにこんなになるのは何なの…確かに喉は少し赤い
よう。マア仕方ないと、あきらめて数日をおとなしく何もせず過ごし、体を休めていました。

でも22日私はお仕事すべく出かけ、本番を迎えましたよ。
素晴らしく力量のある伴奏の先生にお会いして,超低音の秋田追分を唄ってしまいました。

応援に来て下さった皆さんに申し訳ないと、腹を決めました。1回は唄えないなこれでは・・
と思ったのですが、甘い自分を叱る声が聞こえてきて、よし・・ともう一度声出しして
舞台に向かったんです。

良い声でなくて皆さんゴメンナサイ。心の中でそう思いながらも、低音ながら唄い終わってホット
した思いがこみあげてきました。

これからはもっと自分を鍛えなくてはと反省する日々です。

2013年11月10日日曜日

第65回松戸市文化祭





今年も文化祭のシーズンがやってきました。

わが民謡連盟も役員はじめ会主の熱意あって、活気ある大会となりました。

いつもあまり舞台を見ていられないのですが、今年は春のタイトルホルダーの唄を聴くことが出来ました。なるほどと納得できる内容でしたヨ。

特に印象的なのは、優勝された方皆さんの体格が立派なことでした(笑)胸板の厚い方はナルホド迫力ある声を出すものなのですね。

声作りイコール体作り・・・かもなんて思いました。

大会成績はいまいちのわが宮本会でしたが、合唱木曽節は、男性と女性の声の良さが発揮されてなかなかの出来でしたよ。

さて文化祭から話は変わりますが・・

伝統芸能民謡が最近新聞、ラジオ、テレビで良く取り上げられています。
311の震災以来私達は自分たちの事、日本の事を今まで以上に真剣に考えるようになりました。
そして・・・日本人って何者なのか・・とか。

今まで当たり前にしてきた事や見てきたものに深い意味があることに気がつきましたよね。
民謡もその中の一つです。

地域の中で大事に育まれてきた伝統芸能も一度廃ってしまったら、二度と見られなくなることで
しょう。

私の中の伝統芸能は台東区あの鳥越神社の獅子舞いや、おかめひょとこのコミカルな舞い。
顔の前後に違ったお面をつける一人二役の踊りも好きで、日がな一日見ていました。

他に誰もお客がいないのに舞いを続けていることが子供の私には不思議でした。神に奉納
すると云う神聖な舞いの意味を知る由もなく、ただただ素晴らしい熟練の舞いに見いっていました。

あの舞いが今も私の中に宿っているように思えるくらいの感動でした。それくらい面白かった。
子供心にも・・すごい、すごいと心の中で呟きながら見ていました。
それにしても・・今も鳥越神社にあの獅子舞いを舞う人は居るのでしょうか。





マアそんな訳で伝統芸能について色々思うこの頃です。







2013年10月31日木曜日

菊の花

 


街を歩くと、花屋さんのウインドウの中に菊の花が目についてきました。

秋の花といえば菊の花…庶民的で一番身近な花。

子供のころいつも庭に咲いていました。今も垣根に咲く菊の花を

見て懐かしい故郷を思い出します。だから・・・

高貴な花の四君子の一つなんて不思議。

春は蘭 夏は竹 秋は菊 冬は梅…草木の君子として称えた言葉です。

晩秋の寒さのなかに鮮やかに咲く姿にはっとします。

今日遅くなって散歩に出たら少しだけ色づいて来てました。

この道はいつも歩いてますが、主が良い人でご自由にお持ちくださいと

立て札してあるんです。花屋さんが夢だった頃もあるから
 
何処にも楽しみがあり幸せです(笑)

今年もチョットいただきまーす。








2013年10月27日日曜日

合同練習会

                                                 
  台風27号もそれて、おかげで今日は素晴らしい秋晴れ。   やったぜベイビー(笑)
  今日は合同の練習会ですよ。
 
     発表会を12月に控えてるのでしっかり練習して、大会に臨まなくちゃネ。
     皆もここまで来ると、ホンキになってきたよう・・・ダネ

  普段の練習をまじめにやり、それから・・・少ない時間の中にも細かい部分をしっかり勉強
  して仕上げたいと思います。

     いつも時間がないんですけど、私と皆さんの気持ちがピタット合ってるから、何とかなるでしょ    う。

  
  今日は民謡、唱歌のほかにも白虎隊の詩吟を真剣に勉強しましたヨ。詩吟はきっぱり言葉を詠  い、節調で味を出します。民謡のこぶしが入ると困りますので。

       止め、落としなども、どのようにして良い形を作るか・・・など。
       マア言葉を理解して、その 表現を様々に変えるのは同じですけど。

  デモ、今日の練習会は時間に余裕あり、充実感もあり、お互いをよく 
  知るチャンスでもありましたネ。

    会場はここのホールですし、楽屋も下見しました。なかなか綺麗ですので安心しました。

 
    

  

  
  

2013年10月25日金曜日

民謡合唱団コアラ15周年記念発表会

平成25年12月8日 (日) 
午後12時30分開演(入場無料)
於・松戸市小金原市民センター
 心よりお待ちしていまーす


                        

 
 民謡の普及と楽しいサークルを目指して民謡合唱団コアラを結成して、早15年。
 たくさんの仲間に支えていただいて、ここに記念発表会を催すこととなりました。

 一人で唄う民謡ですが皆で唄うとどうなるのか、どうしたらいろんな方が集まってきて
 くださるのか・・・まったく試行錯誤の連続でした。

 民謡だけではダメかも・・・とか。

 唱歌の好きな方にも来ていただこう。

 歌謡曲も唄ってみよう。

 それから・・体操も取り入れて、発声練習もやることに(欲張りダネー)

 民謡に詩吟も取り入れて・・・武田節や白虎隊等唄います。ホントニ忙しいけど楽しい
 サークルになりました(笑)

  この15年の間に私達コアラは沢山の舞台を踏んできました。森のホール、松戸市民会館
  市民劇場 、リリオホール等々。

 今回は第3回発表会ですので少しでもレベルアップしたいものですが・・さてどうなることか、
 今追いこみの最中ですよ。。

 民謡、詩吟、唱歌、歌謡曲など14曲を唄います。

 またプログラムも友j情出演の民謡、舞踊・・津軽三味線椿正範の曲弾、川崎桂子の民謡
 などなど盛りだくさんです。皆さん是非お出かけ下さって応援をよろしくお願いいたしまーす

                         ハロウィン のデコメ絵文字

      

2013年10月22日火曜日

秋の雨

秋風と昼の月
                                                                            
 空の画像(プリ画像)                                                                                                                            



 台風26号の大雨で伊豆大島は大変な被害です。東京都大島町が土石流被害。
 この頃は本当に地震や津波、竜巻、台風・・・怖い天災が多いです。

 日本の国は風光明媚の美しい国で
 四季に恵まれて私たちは自然の恵みをたくさん受けてきました。それだけに、この
 自然の猛威を前にうろたえていますよね。

  私たちの国は中央に山脈は連らなっていますが、海に浮かぶ小さな島ですから
 仕方ないのかな。

 今日も空は雲覆われて、青空がない。                              
 郷土民謡全国大会が幕を下ろして、少しホットしていますが。

 庭に出て少し盆栽いじり。私のは草物盆栽でかわいらしいのです。春は立浪草やミニばら
 三寸あやめ、今は浜菊のつぼみが色付いてきた。

 花の咲かない草物は青々としてとても美しい。
 寄せ植えよりも一つものを植えて持ち込むのがステキと、この頃は思ってます。


 でも 水やりが難しいんです。もっともっと控えないと良いものができません。
 なるべく薄い鉢に植え小さくして、葉が伸びないのが良い盆栽なのです。

 マア・・私には無理かもしれないけど、夏の朝など早起きして
 鉢の雑草をぬいたり、小さな花をながめたりしてます。

 秋は草も赤く色ずいて、風知草や屋久島ススキの穂が風に揺れています。      

               
 
 
  、

2013年10月6日日曜日

第8回川崎桂子民謡カルチヤー


    


  桂子の民謡カルチヤーも今日は第8回目です。秋は行事があちこちで行われていますから
 チヨット心配でした。でもご参加の皆さんに喜んでいただければ…それだけを思って臨みました。

 デモデモ・・・皆さんたくさんお出かけくださいました。ホントに嬉しかったです。

 ごあいさつして、みなさんと笑顔を交わすと私も元気モリモリ。皆さん特にベテランの方に
 質問などしながら発声のことなどオシャベリ・・・それからいつものように声出しですよー。

 みなさんこの発声練習がスゴクお好きのようです。声をおもいきり出すのは良いですねー。
  マア準備体操のようなものだから。

  今日は津軽音頭から始めますよー。三味の伴奏もリズム良く、独特の津軽の音。
 この歌は節を唄うと云うより、リズムを唄って行きますよ。最初は数えるように唄うと
 マスターが早いでしょう。

 この唄を好きになっていただくきっかけになったら良いナーと思いました。

 それから次の講習曲は・・・箱根馬子唄を選びました。静岡と神奈川にまたがって唄われてきた
 馬子 唄で、とてもよいメロデーですね。私の田舎の唄ですヨ。

 でも節から節へ行くときに、いささか技巧が必要なのです。前の節の尻を次の節にチヨット
 乗せます。わざとらしくなく軽く短くいれると良いですね。

 馬子唄は短く唄うと良いのです。 少し早足で歩かないと馬子が儲からないから(笑)
 落としが綺麗に入るまで唄い込みましょうね。
 竹唄は落としが大事な聞かせどころ。下っ腹に力を入れて音階を落としていく。自然に
 聞かせるまで練習します。

 皆で唄おうコーナーでは下総松戸節、野馬どり唄、猿島豊年音頭,広島木やり音頭、
 東京音頭、それから皆さまの懐かしい紅葉などの唱歌や花は咲く等・・・・ 。

 少し休憩時間もとりましたよ。そして皆さんで軽く肩などまわしてリラックス・・・
 久しぶりの方や初めての方とはオシャベリも。

 桂子と唄おうコーナーでは、リンゴ節と名曲磯原節をSさんやNさんと唄って、スゴク嬉しかった
  です。皆さん楽しんで唄ってくれましたから。v

 最後のコーナーは桂子の唄です。今日は祝いめでた、長者の山、伊勢音頭、おめでたずくし
 でしたよー。

 今日は時間がうまく進んで、窓の外も明るく、気分も上々。
 ヤッパ一本じめで〆ましたよ。

 また来春お会いしましょうねー。お元気で
 


2013年9月14日土曜日


                                                   





  9月も半ばに入り虫の音もいよいよ賑やかになってきた。
  朝晩にはさわやかな風がスーと窓から入ってきて心地良い。

  今年ほど暑さが厳しい年はなかった。家の温度計が41度を
  さした日もあった。厳しい暑さは四万十川ばかりではなかったんです。        。

  私たち人間も毎日毎日生きるのに精いっぱいでしたが庭の盆栽や草花
  たちもホントに暑かったようで、葉が枯れそうなのもありました。
  
  私の楽しみは庭でとれるみょうがなのですけど、今やっと
  食べられる大きさになりました。食べたい一心で毎日水やりしてましたヨ。

  私の好物はスイカとナスとみょうがなのです。暑い盛りにシャキシャキした
  スイカを食べるとホントに涼しくなるし、お米とナスとみょうががあれば
  1,2週間は大丈夫かな(笑)

    
  さて…9月に入ってホント忙しくなってきましたよ。呑気にしてたいけど少しはガンバ
  らなくちゃ。

                                              
  行事予定


    9月22日(日)川椿会創立40周年民謡発表会  江戸東京博物館
    
   川崎桂子 秋田小原節 他  
  
  9月23日(月)千葉県連合大会  四街道文化センター

  10月6日 第8回 川崎桂子の民謡カルチャー  松戸市小金原市民センター
   
  川崎桂子 祝いめでた  秋田おばこ  長持ち唄 他
    
  10月18日から20日(日) 日本郷土民謡全国大会  日本武道館

  11月10日(日)松戸市文化祭参加 松戸市民謡連盟大会 松戸市民会館

  11月22日(金) 第7回郷民舞踊連合大会  浅草公会堂
    
   川崎桂子  秋田追分
  
   民謡合唱団コアラ15周年記念発表会  
 

   12月8日(日)午後12時30分開演   松戸市小金原市民センター 2階ホール
             午後4時30分終演      
                            (入場無料)
   プログラム

     民謡合唱、唱歌、歌謡曲合唱、民謡友情出演、舞踊 津軽曲弾き、川崎桂子の民謡等。   

   特別出演 テレビ・ラジオでおなじみ 津軽三味線名手 椿 正範 =?UTF-8?B?44GL44KP44GE44GE?= デコメ絵文字


                       皆さんのご来場を心よりお待ちしていまーす。


  見学ご希望の方は川崎まで。
     
     TEL    047-342-0256

うろこ雲

ようやく秋が来たんだね
空を見上げたら」美しいうろこ雲


家の元気なメダカたち 

2013年8月20日火曜日

第8回川崎桂子の民謡カルチヤー

とき    10月6日(日)午後1時より5時    ところ   小金原市民センタ-   ホール 
        
                                     教材費  1000円



皆さんこんにちは川崎桂子です。今年の夏は雨もなく、連日の猛暑でした。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

私もバテそうになりながらなんとか生きていまーす(笑)

   今回は第8回という事ですので楽しいカルチヤーにすべく頑張りたいです。

 発声法のこと、民謡の講習・・・それから皆で唄おうコーナー、皆さんからの質問や
 ご意見の時間なども設けたいと思ってます。
 
 それから私の民謡コーナーでは秋田おばこや秋田追分等お聞かせします。

    心よりお待ちしていまーす  ♪(゚▽^*)ノ⌒☆  
                        
                        

2013年8月8日木曜日

ちゃきり節の故郷







この山の向こうが父母の在所







きゃーるが鳴くんで 雨ずらよ


以前にも書きましたが、私の田舎は静岡なんですよ。今の民謡の世界からすると地味であまりぱっとしないかもせん(笑)なんだ・・ちゃっきり節かあ・・位のものかもしれません。ところが唄えば唄うほどにその良さがわかります。

静岡生まれの私にはお国訛のズラ言葉は最高でーす。・・でしょう。という意味に使います。







民謡の伴奏も譜面で弾くようになって、舞台で演奏され次第に洗練されて、誰もが同じような演奏をすることができます。藤本先生の功積は偉大です。


  更に云えば1970年代からはカラオケブーム到来。猫も杓子も唄う時代となりました。
     大音量のオーケストラの伴奏で唄えば何も怖くないほどです。

かくいうこの私もその頃結構カラオケ行きましたねー。八代亜紀の舟唄とか津軽海峡冬
景色とか・・・。民謡よりうまいかも(笑)

というわけで、やはり民謡を愛好する方が少ない時代なのです。
ただ民謡を今も唄い、聞いて頂き、また教える私はやはり民謡にしかない味わいがあるもの
と信じています。

民謡はごまかせないところが難しいかもしれませんね。あまりに伴奏がひかえ目ですし、
唄の粗がすぐ分ってしまいますから。ですから、声を鍛える必要がありますよ。
でもでも・・・そこが楽しくて苦しくて、面白いところなんですよ。

少しずつ声の出し方、使い方などマスターしていけばよいのです。最初の1曲が唄えれば
しめたもの。古き良き時代に浸れますよ。

私の田舎の唄で代表格はちゃきり節ですが、この歌は北原白秋作詞、町田佳しょう作曲の
新民謡。旧静鉄のCMソングでしたよ。当時は、変な唄と思われていたそうでしたが、
市丸さんが唄って人気ソングに。やはりどんな曲も歌い手次第かも。

5月の末に久しぶりに田舎に出かけました。1番茶を摘んだばかりの茶畑でしたが、また新しい
芽を吹いて・・・滴るような美しさでした。

私も昔馴染みのご近所、親戚の方々にリクエストされて民謡の披露を。正調刈干唄・・・
そしてちゃきり節。

ちゃっきり節は言葉はハキハキと,三味の手をしっかり覚えて、乗っていけば良いのです。
ホントに独創的な民謡ですね。
白秋がなかなか曲ができないでいたとき、宿の女中さんの・・・きゃーるが鳴くんで
雨ずらよ、の一言で歌詞が一晩でできたとか。

川崎桂子民謡おはこ集にも収録されてますのでヨロシク。
      
これは二番茶だけどスゴク綺麗だね



2013年8月3日土曜日

本荘追分の里

子吉川の花火大会を見る



  
   
 




                  

 7月27日(土)秋田旅行

 いつもは朝寝坊の私も今日は4時起床。そして・・・                    
  7時57分には機上の人に。大雨予報が気になるけど。         

 秋田の名曲…本荘追分・・今日はその発祥の地本荘に出かけるのです。金浦からこの本荘あた
 りで唄われていたようです。
 
 車で迎えに来てもらったので、あちこち見せてもらおうっと。今回で秋田は3度目かしら。
 秋田県立大キヤンパスを見学して、外へ出ると空は明るく晴れてきた。

 急きょ男鹿へ行くことに。
 おいしい海の幸が期待できそう。

 道路はスキスキなので、ビュンビュン走っても渋滞はないし信号もめったにない。
 人も歩いていないし、秋田って不思議だな。

 沿道の秋田杉はスクスクと良く伸びてスゴク美しい。先がツンツンしているのは良く
 育っているからだと教えてもらった。
  杉林、杉並木、杉林、そしてしだいに・・・青々とした松の木が視線に入ってきた。

 あ、海が見えてきました…男鹿の海が。
 波は青く静かな日本海ですネー。

 なにか…懐かしいような気分ですよ。
 太平洋ばかり見ている私には・・・ 日本海という響きは新鮮で懐かしいのです。
 海に違いはないのに、どこかが違うに違いないのです(笑)
 

 男鹿半島の先端は入道崎と云って北緯40度の地。真北をさす石が一列に並んで立っていた。
 断崖から綺麗な海に向かって深呼吸すると気分がスーとする。
 岩は少し赤みを帯びてギザギザしている。冬の寒さと激しい風…日本海の厳しい自然を思った。
 
 
 昼食はウニとイクラを食べることに。味が濃くてホントに美味しかったですよ。
 秋田には美味しいものがたくさんあるのねー。子供たちが嬉しそうにイカ焼きを食べていた。


 あちこちにナマハゲが立っていて可愛い。
 男鹿半島、また来ますネー。
 
 帰り道もスキスキの道路をビュンビュンとばしていく。
 
 そして、あちこち寄り道しながらも夕刻には由利本荘の町に着く。
 子吉川がゆったりと流れ、山々を遠く望む静かな町でした。
遥かに望む鳥海山

  
 








子吉川の朝

 早起きして散歩する

男鹿半島




                                      
                                      



 

入道岬から見る日本海
北緯40度の地
二色丼
秋田県立大校舎