2013年8月20日火曜日

第8回川崎桂子の民謡カルチヤー

とき    10月6日(日)午後1時より5時    ところ   小金原市民センタ-   ホール 
        
                                     教材費  1000円



皆さんこんにちは川崎桂子です。今年の夏は雨もなく、連日の猛暑でした。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

私もバテそうになりながらなんとか生きていまーす(笑)

   今回は第8回という事ですので楽しいカルチヤーにすべく頑張りたいです。

 発声法のこと、民謡の講習・・・それから皆で唄おうコーナー、皆さんからの質問や
 ご意見の時間なども設けたいと思ってます。
 
 それから私の民謡コーナーでは秋田おばこや秋田追分等お聞かせします。

    心よりお待ちしていまーす  ♪(゚▽^*)ノ⌒☆  
                        
                        

2013年8月8日木曜日

ちゃきり節の故郷







この山の向こうが父母の在所







きゃーるが鳴くんで 雨ずらよ


以前にも書きましたが、私の田舎は静岡なんですよ。今の民謡の世界からすると地味であまりぱっとしないかもせん(笑)なんだ・・ちゃっきり節かあ・・位のものかもしれません。ところが唄えば唄うほどにその良さがわかります。

静岡生まれの私にはお国訛のズラ言葉は最高でーす。・・でしょう。という意味に使います。







民謡の伴奏も譜面で弾くようになって、舞台で演奏され次第に洗練されて、誰もが同じような演奏をすることができます。藤本先生の功積は偉大です。


  更に云えば1970年代からはカラオケブーム到来。猫も杓子も唄う時代となりました。
     大音量のオーケストラの伴奏で唄えば何も怖くないほどです。

かくいうこの私もその頃結構カラオケ行きましたねー。八代亜紀の舟唄とか津軽海峡冬
景色とか・・・。民謡よりうまいかも(笑)

というわけで、やはり民謡を愛好する方が少ない時代なのです。
ただ民謡を今も唄い、聞いて頂き、また教える私はやはり民謡にしかない味わいがあるもの
と信じています。

民謡はごまかせないところが難しいかもしれませんね。あまりに伴奏がひかえ目ですし、
唄の粗がすぐ分ってしまいますから。ですから、声を鍛える必要がありますよ。
でもでも・・・そこが楽しくて苦しくて、面白いところなんですよ。

少しずつ声の出し方、使い方などマスターしていけばよいのです。最初の1曲が唄えれば
しめたもの。古き良き時代に浸れますよ。

私の田舎の唄で代表格はちゃきり節ですが、この歌は北原白秋作詞、町田佳しょう作曲の
新民謡。旧静鉄のCMソングでしたよ。当時は、変な唄と思われていたそうでしたが、
市丸さんが唄って人気ソングに。やはりどんな曲も歌い手次第かも。

5月の末に久しぶりに田舎に出かけました。1番茶を摘んだばかりの茶畑でしたが、また新しい
芽を吹いて・・・滴るような美しさでした。

私も昔馴染みのご近所、親戚の方々にリクエストされて民謡の披露を。正調刈干唄・・・
そしてちゃきり節。

ちゃっきり節は言葉はハキハキと,三味の手をしっかり覚えて、乗っていけば良いのです。
ホントに独創的な民謡ですね。
白秋がなかなか曲ができないでいたとき、宿の女中さんの・・・きゃーるが鳴くんで
雨ずらよ、の一言で歌詞が一晩でできたとか。

川崎桂子民謡おはこ集にも収録されてますのでヨロシク。
      
これは二番茶だけどスゴク綺麗だね



2013年8月3日土曜日

本荘追分の里

子吉川の花火大会を見る



  
   
 




                  

 7月27日(土)秋田旅行

 いつもは朝寝坊の私も今日は4時起床。そして・・・                    
  7時57分には機上の人に。大雨予報が気になるけど。         

 秋田の名曲…本荘追分・・今日はその発祥の地本荘に出かけるのです。金浦からこの本荘あた
 りで唄われていたようです。
 
 車で迎えに来てもらったので、あちこち見せてもらおうっと。今回で秋田は3度目かしら。
 秋田県立大キヤンパスを見学して、外へ出ると空は明るく晴れてきた。

 急きょ男鹿へ行くことに。
 おいしい海の幸が期待できそう。

 道路はスキスキなので、ビュンビュン走っても渋滞はないし信号もめったにない。
 人も歩いていないし、秋田って不思議だな。

 沿道の秋田杉はスクスクと良く伸びてスゴク美しい。先がツンツンしているのは良く
 育っているからだと教えてもらった。
  杉林、杉並木、杉林、そしてしだいに・・・青々とした松の木が視線に入ってきた。

 あ、海が見えてきました…男鹿の海が。
 波は青く静かな日本海ですネー。

 なにか…懐かしいような気分ですよ。
 太平洋ばかり見ている私には・・・ 日本海という響きは新鮮で懐かしいのです。
 海に違いはないのに、どこかが違うに違いないのです(笑)
 

 男鹿半島の先端は入道崎と云って北緯40度の地。真北をさす石が一列に並んで立っていた。
 断崖から綺麗な海に向かって深呼吸すると気分がスーとする。
 岩は少し赤みを帯びてギザギザしている。冬の寒さと激しい風…日本海の厳しい自然を思った。
 
 
 昼食はウニとイクラを食べることに。味が濃くてホントに美味しかったですよ。
 秋田には美味しいものがたくさんあるのねー。子供たちが嬉しそうにイカ焼きを食べていた。


 あちこちにナマハゲが立っていて可愛い。
 男鹿半島、また来ますネー。
 
 帰り道もスキスキの道路をビュンビュンとばしていく。
 
 そして、あちこち寄り道しながらも夕刻には由利本荘の町に着く。
 子吉川がゆったりと流れ、山々を遠く望む静かな町でした。
遥かに望む鳥海山

  
 








子吉川の朝

 早起きして散歩する

男鹿半島




                                      
                                      



 

入道岬から見る日本海
北緯40度の地
二色丼
秋田県立大校舎