2023年6月24日土曜日

駒三郎先生のこと

       私が川崎桂子民謡十八番集を出すことになりました。マア・・少しでも若いうちに、出版しておきたかったので。    いよいよ明日が・・吹き込みの日。私としては・・もうこれ以上は準備することはない、という感じでした。    師匠には・・間際までガミガミと・・指導されておりましたが・・もう腹はきまってましたー(笑)    そしたら・・吹き込みの前日・・突然電話が鳴りましたー。    そしたら・・なんと・・びほう先生でしたー。先生曰く・・貴女明日は吹き込みですね。でも・    ホントに10曲吹き込むつもりなんですか。1日では無理と思います。東北ものと西ものは分けて・・    ふきこむのが良いですよ、と・・。    心温まるアドバイスを頂き・・私は思わず困惑してしまいましたー。    私は師匠の言うがまま、そんなものかなと思っておりました。明日10曲ともう決まってましたので、今から    変更はできないと思います、と伝えました。       

2023年6月22日木曜日

ソーラン節

北海道と言えばソーラン節ですよね。 今日は教科書に載っていない歌詞をご紹介。     ヤンサーノ(ドッコイ)エンヤーレン  ソーラン  ソーラン  ソーラン  ソーラン ソーラン     熊の皮着た  船頭衆ならば         鴎の鳴く声聞き分けるチョイ     ヤサエーエン ヤンサー ドッコイショ     (アー ドッコイショ ドッコイショ)     離れ島でも 時節が来れば      春はカモメが  群れ止まるチョイ     (繰り返し)         千両だしても 乗せない船だ     おらが北海道の  鰊船チョイ     ソーランはソーラと言う掛け声が変形したもので、力任せの沖上げ作業が終わって、     余裕の有るときに唄われた。

2023年6月20日火曜日

Wさんのこと

   昨日は会員のWさんが、体調を崩したとの知らせが有り、柏市の自宅を探しながら    車で出かけました。以前何回か行った事がある道です。    ところが・・すっかり町の様子が変わってしまい、ナビはちゃんと働かず    迷子状態でした。    隣町と安心して出かけましたが・・こんなに急に発展するとは、思っていませんでした。    途中自転車やさんとか、電気屋さんとかで尋ねて良く教わったのですが、ヤッパ見つからず       あきらめて帰ってきました。        でも・・今日になって・・  Wさんのラインが既読となっていましたので・少しホツ。    

2023年6月18日日曜日

鰺ヶ沢甚句

    昼の稽古で久々に鰺ヶ沢甚句を、お弟子さんが歌った。この曲は最近コンクールでも余り歌われ     なくなったようです。          出だしから、結構難しい唄ですが東北民謡の味がいいですよね。     もとは、石川県や新潟県の盆踊唄や口説きだったものが、北前船で運ばれてきたようです。                  Yさんは昔この曲で苦労したので、なかなか上手に歌っています。     それから・・・鰺ヶ沢に旅行して本場の歌を聴いてきたとか。それって最高デース。          

2023年6月14日水曜日

野馬捕り唄その2

         江戸時代には、この東葛地方で、鹿狩りも行われたそうです。鹿なんかいなかったんじゃん・・と思って良く     調べてみたら・・ヤッパ当り。もっと山の深い群馬、茨城、あたりから何ヶ月もかけて鹿を追い込んできて     それから・・・     鹿狩りをしたんですね。         協力させられたお百姓さんは大迷惑だったようです。田や畑を耕す時間を犠牲にして、鹿を追い込むんだから。              松戸市民会館の緞帳には舟橋の図が描かれています。舟を何艘も繋いで江戸川に橋を架け、そこを大名が渡って     いたのです。ヤレヤレ・・鹿狩りと聞くとカッコいいけど・・たいへんだったんですネー。               

野馬捕り唄

      此のあたりは・・江戸の頃は小金原・・とか小金牧とか呼ばれておりました。広大な野っ原ですよ。    それで・・数百頭の野馬がいたと言います。もともといた野馬に加え・・江戸幕府が放し飼いにしていた    馬もおりました。    この下総の地は、広大な野っ原と原生林の地のようでした。なにしろ・・書物をひもとくと、オオカミが        いたと言いますから、ホントニ怖いです。    オオカミから野馬を守らなくてはならなかったから、大変な苦労があり・・野馬奉行もおりましたよ。

2023年6月7日水曜日

秋田追分

    数ある民謡の中でも、秋田追分は難曲の部類に入りますね。私も大変苦労いたしました。 でも・・哀愁あるこの曲はとても魅力的な旋律で、すっかり虜になりました。 あちこちの舞台で唄い・・研究を重ねて、自分の秋田追分を作って行きました。私の 声には合っていると思いました。 抑揚が有りますし・・旋律も激しく変化しますので、技巧の塊のような曲です。 25年くらい前にレコーディングいたしましたが、米谷智先生の伴奏で唄い・・一回の 声出しで本番となったことはホントに、感激でした。 も一度良い舞台で・・唄ってみたい曲です。

2023年6月4日日曜日

大洗甚句

       今日は昼稽古の日。伴奏は仲良しのM先生。今日は台風一過。    久々に・・磯節と大洗甚句を唄ってみました。       そして・・千藤先生の思い出話をいたしましたー。